焚き火台選びの定番比較、スノーピーク 焚火台Lとピコグリル760。この2つは方向性がまったく異なる焚き火台で、どちらを選ぶかはキャンプスタイルによって変わります。
この記事では両製品を実際に使い込んだ経験から、正直な比較とそれぞれに向いているキャンパー像をご紹介します。
スノーピーク 焚火台Lの特徴

圧倒的な頑丈さ
スノーピーク焚火台Lはステンレス製の分厚い板で作られており、壊れることをほぼ考えなくていいレベルの頑丈さです。10年・20年使い続けられる耐久性は、他の焚き火台では中々得られません。
焚き火台としての性能が高い
深めの受け皿構造により、薪が転がり落ちにくく安定した燃焼が続きます。風の影響を受けながらも良い形で燃焼を続けられる独自形状は、長年の設計の結晶です。
筆者がこれまで使ってきた焚き火台の中で最も焚き火の炎が綺麗な焚き火台はスノーピーク焚火台Lです。
BBQにも対応できる充実のオプション

炭床Pro L・グリルブリッジ・焼き網を組み合わせることで、BBQグリルとしても最高レベルのパフォーマンスを発揮します。焚き火もBBQもこれ一台で完結させたい方に最適です。
デメリット:重くてデカい
2026年現在の価格は本体のみで20,000円程度、セットは2,7000円〜50,000円程度、頑丈な分重量が相当あります。フルオプションセットは総重量10kg以上になることも。ソロや荷物を減らしたいキャンパーには向きません。
ピコグリル760の特徴

信じられないほどの軽量コンパクト
ピコグリル760の最大の武器は重量わずか447g・折りたたむとA4ファイルサイズというコンパクトさです。バックパックキャンプにも持ち込めるレベルで、展開したサイズは大型の焚き火台に劣らないため大きな薪がそのまま使えます。荷物を減らしたいキャンパーには革命的な存在です。
スピット(串)付きで調理もできる

付属のスピット(鉄串)を使えば焚き火で肉を焼いたり、鉄フライパンを置いての調理も可能です。シンプルな構造でも調理用途に十分対応しています。
デメリット:風の影響を受けやすい
フラットな構造のため風の影響を受けやすく、強風の日は灰や火の粉が飛びやすいです。また、構造上灰が下に落ちやすいので焚き火シートは使った方が良いです。2026年現在の価格は21,000円。
スノーピーク焚火台L vs ピコグリル760:5項目比較
- 焚き火台性能:スノーピーク優勢(安定感・燃焼持続性で優位)
- BBQ性能:スノーピーク優勢(オプション充実)
- 頑丈さ:スノーピークかなり優勢(圧倒的な耐久性)
- コンパクトさ・軽量性:ピコグリル圧倒的に優勢(比較にならないほどの差)
- 価格:ピコグリル優勢(スノーピークは調理前提で考えると約30,000〜 vs ピコグリルは21,000円)
どちらを選ぶべき?
選び方のポイントをシンプルにまとめます。
- スノーピーク焚火台Lが向いている人:ファミリーキャンプ中心・BBQも楽しみたい・長く使いたい・荷物の重さを気にしない
- ピコグリル760が向いている人:ソロ〜ファミリーまで・大きい薪も入れたい・荷物はできる限り軽量コンパクトにしたい・コンパクトカーやバイク・自転車でキャンプをする方
筆者はスノーピークの焚火台Lからピコグリル760をメインに切り替えて現在も使用しています。積載量が限られる小さな車でのキャンプには、A4サイズに収まる焚き火台の利便性は替えがたいものがあります。
2026年グループ・ファミリーでも使えるおすすめ焚き火台まとめ
- スノーピーク 焚火台L:価格目安20,000〜50,000円。ファミリー・BBQもしたい。
- ピコグリル760:価格目安20,000円。ソロ〜ファミリー・軽量派向け。
- UCO フラットパックグリルL:価格目安11,000円。ソロ〜ファミリー・バランス型。
- ユニフレーム ファイアグリル:価格目安7,000〜8,000円。ソロ〜ファミリー・コスパ重視。
まとめ:用途に合った焚き火台選びが重要
スノーピーク焚火台Lとピコグリル760は、同じ「焚き火台」でありながら全く異なる哲学を持つ製品です。どちらが「良い」かではなく、自分のキャンプスタイルにどちらが「合っている」かです。
重くて構わないしBBQもやりたい方はスノーピーク、焚き火しかしないし軽い方がいい方はピコグリル。
よくある質問(FAQ)
Q1. スノーピーク焚火台Lの炭床ProLは必須ですか?
焚き火だけなら本体のみで問題ありません。BBQとして炭火を使いたい場合は炭床ProLがあると炭の管理がしやすくなるのであったほうが良いです。ただし炭床ProLは別途13,000〜15,000円かかるため、予算と用途を考慮して検討してください。
Q2. ピコグリル760は日本の正規品ですか?
日本では代理店が販売しています。スイスのピコグリル社の商品です。偽物(コピー品)がAmazonなどで多く流通しているため、購入時は正規代理店や信頼できるショップを選んでください。正規品は刻印がしっかりしており、付属スピットの品質も異なります。
Q3. 焚き火台の下に焚き火シートは必要ですか?
多くのキャンプ場では芝生保護のため焚き火シートの使用を義務付けていますので、焚き火シートは1枚用意しておくことを強くおすすめします。価格目安:1,500〜3,000円です。

